横浜市中区元町にある元町河岸通り会
  1. 河岸通りの名所紹介

元町河岸通り 1丁目


シドモア桜

Shidomoa Sakura

明治の頃、日本の桜に魅了されたアメリカの親日家女性ジャーナリスト、エルザ・ルアマー・シドモアが尽力し、桜が海を渡りました。彼女のお墓が横浜山手の外国人墓地にあることから、2006年、河岸通りにも移植されました。今も河岸通りで咲き続けています。

元町河岸通り・谷戸橋にあるシドモア桜 横浜市中区元町にある元町河岸通り会

雨水貯水タンク&花壇

Water Storage Tank & Flower Bed

横浜市の「地域緑のまちづくり」事業の3年目に制作した河岸通りオリジナル。雨水を散水用に使う、SDGsの一環です。2台目として2023年に設置されました。アイビーが伸びて、パーゴラに絡んでいく様子が可愛らしい、緑化施設です。

パーゴラ付き雨水貯水槽 横浜市中区元町にある元町河岸通り会

元町河岸通り2丁目


横浜緋桜

Yokohama Hizakura

40年近い昔に、誰かが横浜公園で行われていた植木市で買ってきた苗木を植えてしまったのだけど、ソメイヨシノよりも濃いその花は、日陰になりがちな河岸通りでよく映えます。秋には黄色い落ち葉が積もるのも風情があります。

横浜緋桜 横浜元町の商店街 河岸通り会

元町河岸通り 3丁目


タマスダレ

Tamasudare

河岸通りの全域に植えられたタマスダレは計4300苗になるのですが、「地域緑のまちづくり」事業の1年目に植えられたのが、ここ。 毎年夏の終わりに一斉に咲き出します。みっちり連植された姿は一見の価値ありです。

タマスダレ 横浜元町河岸通りの見どころ

パーゴラ&雨水貯水タンク

Pergola & Water Storage Tank

横浜市の「地域緑のまちづくり」事業の1年目に制作。この1台目を制作するために各所許可取に苦労したため、思い入れの深いものとなっています。タンクは景観になじむよう、レンガ調にしたものの3年後には廃盤になり、2台目とお揃いにはなれませんでした。

雨水貯水タンク 横浜元町河岸通りの見どころ

元町河岸通り4丁目


クレーン

Crane

かつて動力船の発電機の修理工場が河岸通りにありました。重たい発電機を持ち上げるために、高速道路の施工の時に一緒に作られたのがこのクレーン。のちに水路からの運搬が減り、修理工場も無くなって行きました。今は産業遺産として残されています。

クレーン 横浜元町河岸通りの見どころ

元町河岸通り 5丁目


石製花壇

Flower Bed

「地域緑のまちづくり」事業の2年目に制作された花壇は、河岸通りの入り口として、また西之橋ともなじむよう、イメージされました。日当たりも良く、チェリーセージがフワフワと風にそよぎ、春には背後で桃の花も咲き、ハトも舞い降り、平和な空間を作り出しています。

花壇 横浜元町河岸通りの見どころ

番外編


山本繁次郎の手水鉢

Chozubachi

鳥羽伏見の戦いで幕府軍に参加後、明治維新初期に横浜にやって来た山本繫次郎が、鈴村要蔵の下で沖仲仕(港湾労働者)となり、鈴村の没後「鈴繁」という石炭運送請負業を商っていた。その場所が河岸通りの5丁目(現横浜銀行辺り)。300人もの従業員がいたということで、河岸通りでそんなに大きな商売をしていた人が居たのか、と驚きを隠せない。1897年(明治30年)5月、元町厳島神社に手水鉢を寄進。震災や戦争を超え、今でも使われている。拝殿前の立派なものではなく左手の広場にある小ぶりの手水鉢で、いかにも河岸の人らしくて親しみが湧く思いです。

山本繁次郎の手水鉢 横浜元町河岸通りの見どころ

ハンギングバスケット

Hanging Basket

横浜市の「地域緑のまちづくり」の一環として始まったハンギングバスケット制作。2021年から年に2回、河岸通りCRGが実行しています。5月~11月はニチニチソウが、11月~5月はビオラが、河岸通りをカラフルに染めていきます。

バンキングバスケット 横浜元町河岸通りの見どころ